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上羽絵惣様 270周年企画

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上羽絵惣様の270周年特別企画で、5名の作家がそれぞれ選んだ7色+金・銀色+オリジナル色をセットにした270周年限定セットを制作していただきました。

私は「花霞」/はながすみ というラベンダー色に近い薄紫色を作っていただきました。
固形の状態では色が濃いですが、溶いてみると淡く優しい色合いになります。
各作家さんの個性が凝縮された1色は、もうどれも本当に素敵で、試作品を見せて頂いて感動しました。
とてもきれいな色に仕上げていただきました。
絵の具職人さんに、心から感謝申し上げます!

予約は12月10日より開始、一般販売は12月20日より始まります。
各作家それぞれ限定50セットの販売となります。

企画紹介のページもとても素敵に作って頂いてます…よろしければ覗いてみて下さい。

胡粉・顔彩・水干・岩絵の具…日本画や日本画材は敷居が高くてちょっと手が出せない…というイメージがありますが
顔彩は気軽に手軽に絵が描けるという利点があり、使用方法も固形の水彩と変わりません。
色数も豊富で鮮やかなのに加えて混色、重ね塗り…表現の自由度も高いことなど、良い所がたくさんあります。

日本画では基本的には和紙や絵絹に絵を描きますが、顔彩は水彩紙に描くのも問題なし!
筆も日本画用の筆でも、水彩用の筆でも、何でも使えます。
ナイロン筆だとコシが強いため表現を選ぶ感じもしますが、私は顔彩でも厚塗りなのでナイロン筆(PCセーブルがお気に入り)を使用して描く時があります。
しかし基本的には日本画用・水彩用の柔らかく、含みのよい筆が便利ですし扱いやすいでしょう。

基本的にマットで不透明感のある感じですので、ポスターカラー、アクリル絵の具、あるいは水彩絵の具・ガッシュなどをお使いの方にはとても親しみやすい絵の具です!
ただ水に溶いて使うだけですが、人によっては液状膠を少々加えても良いでしょう。
絵の具の定着が良くなり、下地をひっぱりにくくなる、という効果があります。

もちろん混色もOKですが、3色以上を混ぜると濁りが強くなるのでお勧めはしません。
私は基本的に2色+胡粉を混ぜて使います。
胡粉を混ぜることにより、パステルカラーに近い、優しくふんわりとした色合いに仕上がります。

これは裏技かもしれませんが、仕上がった作品の上から、薄く溶いた胡粉を完成した下地・絵の上からそっと重ねると、それだけでパステルカラーに近い色味になりますし、空気感と奥行き感が出るので重宝している技法です。
少し難しいのと、下地を引っ張ったら大変なので、少し画材に慣れてから挑戦してみてください。
もし、扱いに不安があったり、疑問があればコメントやリプライにて頂けると幸いです。
私に答えられる範囲で、誠意をもってお答えしていきたいと思います。

本当に応用が利きますし水彩のように簡単に水で溶けるので、
滲み・ぼかしなど多彩な表情を見せてくれる画材です。

近年では「胡粉ネイル」の開発も手掛けて、未来へ向けて伝統的な素材を受け継いで繋いでいく取り組みにも力を入れていらっしゃる上羽絵惣様。
由緒ある老舗メーカーさんの作った顔彩を、ぜひお手に取って頂けたらとても幸せです。

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